弟が引きこもり、解決策はあるのか?続編

リナ「窓の鍵、カーテンも閉めたし!早く続きしよう!」

順子「あの人、どうなったんですか…?」

リナ「どーにもならないって(笑)、ねえ」

ナム「はい、なりません♪」

今日子「じゃ、じゃあ続きを…」

 

コルク「はい、では続きを話しましょう。何度も言いますが、今日子さん、もしくはご家族の方に失礼な発言があった場合は、どうかお聞き流しを。決して悪意はありませんから…」

今日子「はい」

リナ「マスター、いいから早く早く!」

 

コルク「では…、視点を変えた場合ですが、先ほど「自分で生きていけない」的なニアンスがありましたが、それは働けていないからですね?だったらご両親は、自分達の生命保険の受取人を弟さんにしておく事もできるでしょう!過激な表現かもしれませんが、ご両親に万が一のことがあっても金銭的に弟さんが生きていけない事はないでしょう」

今日子「…」

コルク「弟さんはいつも部屋で何してます?」

今日子「ほとんどの時間は…パソコンを触ってるみたいです…」

 

コルク「なるほど…、今日子さんとしても、何ができるか…。となると、弟さんが突然「夜間の学校でも通いたい」というかもしれないし「このことについて専門的に学びたい」と言い出すかもしれない、そうなると嬉しくないですか?」

今日子「それは嬉しいです!」

コルク「でしたら、その時かかるであろうお金を、少しずつでも貯めておいてあげるとか…、今自分が出来る事って何かあると思うんですよ…。むしろ新しいパソコン欲しくないか?なんて聞いて、誕生日かなんかに買ってあげても面白いかな」

今日子「…」

リナ「それでそれで?」

 

コルク「視点を変えると、こうなる訳です。弟さんがどうのこうのという前に、いつ出てきてもいいよ、大丈夫!という環境を作っておく…。まぁ1つの例ですが…」

順子「生命保険の話にしても、ご両親は私たちに万が一の事があっても、お前(弟)は守られているんだぞって事ですね?」

 

コルク「そうそう!そういう事なんです。なので今日子さんは、まずご家族が自分自身を安心させてくだい。それが背景や条件では無く、弟さんそのものを見た時の行動です」

今日子「なんと無く分かってきました」

コルク「よく効きませんか?『他人を変えようとする前に、自分を変えましょう』なんて、何とかセミナーの先生が言ってそうな言葉。この言葉の意味をちゃんと分かっていない人も多いんですけど、実はこういう事なんです。弟さんを無理やり変えようとするのでは無く、まずは自分が変わってますね、考え方と行動が」

リナ「なるほど…、確かに」

 

コルク「その時、弟さん自体、そのモノを受け入れた状態になります」

順子「…」

リナ「あ〜ん!マスターそこ分かんない!途中までよかったのにぃ〜」

 

コルク「え”っ…(汗)、そうですねぇ…、表現を変えると…」

今日子「いや!分かりました、私!」

コルク「お”っ!伝わりましたか!そうなると、結局、弟さんが出てくる、出てこないはご家族にとって、それほど大きな問題ではなくなってくるんですよ」

今日子「そうそう!そういう事ですよね!」

順子「私も分かった…、何と無くだけど」

 

コルク「そうなった時、弟さんにも何らかの変化が見え始めると思いますよ!」

今日子「なるほど…、視点を変える…、考え方、行動が変わる…」

 

リナ「あ〜、私だけわかんなかったぁ〜、マスター!もう一回最初から話してぇ」

コルク「さっ!最初からですか…(汗汗汗)」

 

ナム「先輩っ、そろそろ帰る時間ですよ♪」

リナ「え〜、もうそんな時間ん〜」

ナム「また起きれなくなりますよ、今朝だって大変だったじゃないですか♪」

 

コルク「えっ⁈ ナムちゃん毎朝リナさんを起こしに行ってるの?」

ナム「はいっ、通り道なんで♪ 今朝はインターフォンいっぱい押して、携帯鳴らして、ドア叩いて10分位してやっと起きましたもんね、先輩♪」

コルク「まるでテレビに出てくる取り立て屋だね…」

リナ「朝弱いんだよねぇ〜、私。よしっ帰るか!マスター、チェックね」

順子「じゃあ、私たちも」

コルク「はーい、了解しました」

 

リナ「あれ?マスター、ドアに鍵かかったまんまだよ」

コルク「開けていいですよ」

 

リナ「うわーっ!!!」

順子「えっ?何?」

 

ナム「あっ!ブッくんが立ってる♪」

リナ「今日はとことんしつけーな!まだなんか用かよ?」

 

ブッくん「僕のキーフォルダーが見つからないんだ…、店の中に落ちてない?」

 

コルク「えーっと…、ざっと見渡す限りは落ちてないよ…」

今日子「多分…、外じゃないかな…、窓から投げた時、結構散らばったから…」

リナ「私は探さないよ!お前が悪いんだから!自分で探しな」

 

ブッくん「じゃあ、今日は帰るよ…」

コルク「待ったああ!ブッくん?何か忘れてない?」

 

ブッくん「え…(汗)」

 

コルク「お会計でーす!ちなみに昨日も払ってないよね?バルタン星人と消えて行ったままだったから!えーっと今日の分と合わせて…」

ブッくん「マスター!待った!最後のお代わりの分は入ってないよね?僕飲んでないもん」

コルク「入ってるよ、注文したじゃん!ほら、置いてあるでしょ、もう泡も炭酸も抜けちゃってるけど、ビールが」

と、ビールを指差すマスターコルク。

 

ブッくん「ぐうっっ(汗)」

急に後ろを振り返ったかと思うと…全力疾走で走り出したブッくん!

 

リナ「え”っ??逃げたの…?」

 

コルク「あんのヤロー!ふざけやがってーっ!」

と、後を追いかけるマスターコルク!

 

数メートル先、びっくりする程あっさりと捕まったブッくんは息を切らし汗まみれ!

 

コルク「何逃げてんだよ💢、しかもびっくりするほど遅いな…。さてはスキップ出来ないタイプだな!まぁいいや、財布出せ!」

ブッくん「いやだーっ!」

コルク「財布出せって言ってんだろー!耳引っ張るぞこのヤロー!」

ブッくん「イヤだー!やめてくれー!」

 

とても常識ある社会人とは…、簡単い言うと、大人とは思えない…、目を覆いたくなる程のやり取りが繰り広げられる。

さすがに口を挟めず成り行きを見守る4人の女性…。

 

そのやりとりを、どこかで聞いていた人から通報が入ったのだろう…パトカーがやってきた。

 

ブッくん「マスターが…!僕に財布出せって脅かすんですうううっ、助けてくださーい(涙)」

コルク「ふざけんな!無銭飲食だろう、テメー!つねるぞーっ!」

 

とにかく夜中なので…近くの署で話を聞くと言う事になり、ご同行を求められ、パトカーに押し込められたブッくんとマスターコルク…。

 

その一部始終を…見守るリナ、ナム、順子、今日子を夜の街灯が照らしている…。

 

月夜に闇は更けていくのであった…★彡

 

 

 

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