この世の不思議とは

遠くの方でパトカーらしきサイレンが鳴っている…。

 

時計の針は20:30を指している。

 

カウンター中央では流れるジャズにあわせるかのようにグラスを磨いているマスターコルク。

 

そのカウンターの隅では…、指と、額のやや左側にカットバンを貼ったブッくんがビールを飲んでいる…。

 

昨夜の2人共連行事件があったためか…あまり言葉を交そうとしない2人の間には、微妙な空気が流れている…。

 

普段より、心なしか大きめに聞こえるジャズの音を打ち破るかのように…

 

カランカラ〜ン!

 

と、リナとナムが入ってきた!

リナ「あ〜よかったぁ、店やっててぇ、あの後どうなったか心配してたんだから!ねえ」

ナム「はい、心配してました♪」

リナ「マスター大丈夫だったの?」

コルク「ああ、ありがとう。もちろん大丈夫!私は何も悪い事してませんからね!」

ちらっと視線をブッくんに向けるマスターコルク。

ブッくん「ぐうっ…(汗)」

 

リナ「マスターも飛んだ災難だったわよねぇ〜」

ナム「災難です♪」

 

ブッくん「ぐうっっ!言い分なら僕の方にも…」

リナ「お前は喋んなくていいのーっ!何が言い分だよ…、しかも、もう店にきてんのかよ⁈」

 

コルク「スゴイ言い分だったもんね!『僕何もしてないのにぃ、窓に指詰められちゃってぇ、カバンも投げられちゃってぇ、キーフォルダーが見つからなくてぇ、お店から出されてえ、ビール飲めなくて、お金払えってぇぇ…ああああ(涙)』って涙目で永遠と訴えるんだけど、警察の人も『???』って顔してて「何言ってるんですか?この人」って私に聞いてきたくらいだからね!」

ブッくん「ぐうっ…(汗)」

 

リナ「それ…、それすっごく想像つく…」

ナム「想像つきます♪」

 

コルク「結局、なくしたもの『車のキーフォルダー』ってメモされちゃってんの(笑)」

リナ「車のキーフォルダーだったんだ(笑)、そりゃ大変だわ!探しに行かなくていいの?ブッくん(笑)」

ブッくん「ぐう…」

 

リナ「ナムにも一緒に探してもらたら?元気に探せるかもよ(笑)」

ナム「あっ、無理です♪」

 

コルク「…」

リナ「…」

ブッくん「マスター、トイレ!」

 

コルク「どうぞ…」

 

………

 

リナ「ねえマスター、昼休みにテレビで世界の不思議的な番組やってたって話を同僚としてたんだけど、UFOっていると思う?」

コルク「UFOですか…、まあ、いても不思議じゃないと思いますが…」

リナ「じゃあ宇宙人説もあり?」

コルク「あり…、ですよねぇ…」

リナ「なーんかマスターもぞもぞ言ってる!本当の意見じゃないっ!」

コルク「え”!分かります…(汗)」

リナ「これだけ通ってるんだ、マスターのクセは見抜いてるっ!マスターなりの意見を答えなさい(笑)」

ナム「答えなさい♪」

 

ブッくん「僕は小さい時…」

 

リナ「お前じゃねーんだよ!小さい時に肉まん貰った話に興味ねーからっ!」

ナム「興味ないです♪」

ブッくん「ぐ…(汗)」

 

コルク「で、では…。私の説によりますと…、まずUFOについては、間違えなく存在するでしょう!」

リナ「そうなんだ!」

 

コルク「ちょっと待ってください、ここで私の話はUFOと宇宙人は必ずしもイコールにはならないという事です」

リナ「え?例えば UFOがあっても宇宙人はいないとか?

 

コルク「それも考えられます、どういう事かと言いますと、UFOは「未確認飛行物体」という説明なのです。なので、この地球上の何かが飛んでいたとしても、何かがわからなければUFOと表現する、という事にもなるんですよ…、ここまでいいですか?」

リナ「確かに、未確認飛行物体って言うよね」

 

コルク「ですから、何かが飛んでいて、それが何だったか確認できないものをUFOと呼んでいるに過ぎないのです」

リナ「うんうん、それで?」

ブッくん「マスター!お代わり」

リナ「💢ったく!またカットバン増えるぞ!このヤロー💢」

コルク「はいはい、まぁリナさん落ち着いて」

 

……

 

コルク「ですから、よく言われている〇〇星から〇〇星人がやってきた的な話だけでは無いと言う事です。そもそも、その捉え方自体が凄く人間的すぎる…、と言いますか…、人間の頭が考えつく限界…と表現してもいいのかなって思いますねぇ」

リナ「じゃあ、マスターの意見はUFOはあるけど宇宙人はいないって事?」

コルク「いやいや、そうじゃありません。先ほどの定義『未確認飛行物体』と言う事ではUFOは確実にあると思います。ただ…宇宙人に関して言えば…、一番面白いのは、未来人説ですかね!」

リナ「未来人説?」

コルク「そうです。UFOがタイムマシーンで、未来人が歴史観光しにきてるって説ですよ」

リナ「ああ!聞いたことある」

コルク「この手の話は、真実を突き止めたくなる人が多いのも分かるんですが、私は個人的に『面白そうな説』を採用したくなるんです(笑)」

リナ「じゃあ、観光客だ!」

コルク「お土産買ってたりして(笑)」

リナ「キーフォルダー!(笑)」

 

コルク「ただ、私の感覚では『意識体』と表現するモノはあるでしょう、むしろ…ほぼそれで成り立っていると言っても過言ではないと思いますし…」

リナ「あああ〜、マスター!分かんなくなっちゃったぁ」

コルク「こ、これは失礼…」

 

リナ「でも、UFOと宇宙人を一緒に考えないって所はちょっと面白かった!普通はイコールで考えちゃうもんね! UFOには宇宙人が乗っているって」

ナム「考えます♪」

コルク「ちなみに、ここにはバルタン星人という宇宙人が…(笑)」

リナ「え?バルタン星人って宇宙人なの?あ…そうか、星人ってついてる…」

 

ブッくん「ふふっ…」

 

リナ「どうだっ!って顔してんじゃねーよ!てめー💢」

コルク「あああ、待って!グラスは投げないで(汗)」

ナム「きゃーっ!投げちやダメですよ〜」

 

コルク「誰も褒めた訳じゃないんだけど…」

リナ「なぜ得意げになれる…?」

 

リナ「まあいいや、マスター!次!次の話しよう!何かないの?不思議つながりで」

 

コルク「そうですね、不思議といっても色々、分野が広いですからねぇ…、超能力、怪奇現象、占い全般、マヤ文明にモアイ像、海に沈んだアトランティス文明、ピラミッド…、昔からある唄の歌詞なんか…、あとは…、宇宙感や、宗教的な事、哲学や心理学も入れちゃう…?あとは…人間社会でなぜか根付いるもの…」

リナ「いっぱいあるわねぇ〜、マスターのこれって思いついたので!」

コルク「了解しました!ではまず、おとぎ話のような簡単な所から行きましょう!」

リナ「よーし!」

ナム「行きましょう♪」

 

コルク「では、あくまで『説』なんですが…」

ブッくん「マスター!お代わり」

 

ジャバーッッッ!!!

 

ナム「きゃーっ!先輩〜投げちゃダメですよー」

コルク「グッ!グラスはっっ⁈」

リナ「グラスは投げてない!中身だけ💢」

 

ブッくん「うあっ!…ううう(濡)」

 

コルク「ブッくん…、ベッタベタ…、氷拾ってくれる…?、溶けると滑るから…」

ナム「はい、氷♪」

 

 

今夜も月夜に闇は更けていくのであった☆彡

 

 

 

 

 

 

 

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