佐藤!人生を変える決意をする

倉本「まぁ、とにかく今のまんまじゃ…、ずーっとそうやって生きるしか無いな…、でも嫌なんだろう?」

佐藤「…、正直、僕だって…」

リナ「もう!グズグズと!もし今、課長が体調不良とかで会社来れなくなったらどうすんの?どーせ誰もあんたの言うことなんか聞かないわよ、無視されて窓際にやられるんじゃない?ねえナム」

ナム「はい、無視されますね♡」

佐藤(ドキッ!)

倉本「ははは、図星みたいだな!課長の前ではペコペコして、部下の前ではデカイ態度とってんだろ?あーもう無理ね、あの課長いなくなったら、お前が課長のイスもらえるなんて思うなよ!会社はそんなバカじゃねーぞ!むしろ課長がいるから、なんとか守られてるくらいだよ!人事異動なんかあってみろ、異動先の課長はお前なんか相手にしないよ!もう会社でレッテル貼られてるよ、上司に取り入って自分の事しか考えて無いヤツって!どーすんだ?」

佐藤「う”っ…」

リナ「あらららぁ『常日頃から何となく思ってました』って顔になってるよ、ねえナム」

ナム「はい、顔になってます♪」

倉本「あんたの本心はどうなんだよ?正直なとこ言ってみろよ!課長もいねぇんだから」

リナ「そうだ!言ってみろ!ケチャップの本心を!」

佐藤「サトウです………」

 

佐藤「よ〜し!…。僕だって変わりたいっ!バリバリ仕事できて、会社を動かすようなポジションに座り、高級車に乗り、高級マンションに住み、接待を受ける!女子社員からは憧れの存在!年に二回はモデルのような彼女と海外旅行へ行く!誕生日やバレンタインには持ちきれない程のチョコを貰うううっ!」

倉本「…」

リナ「…」

コルク「…」

ナム「…♪」

 

佐藤「ん…?言いましたけど…」

 

リナ「そりゃ無理だろ…、何だお前…」

佐藤「え”っっ…(汗)」

………

 

倉本「ま、まぁ、そう言う男になりたいって事だよな!そりゃ、別に悪い事じゃねーから…、ただ…ギャップがなぁ…。できる事から、ちょっとずつ始めるしか無いからなぁ…。マスター、どう思う?」

コルク「え”っ!そ、そうですねぇ、その理想にあった人間像になって行くって言うのはどうでしょう?」

倉本「そう!それだ!他には?…」

コルク「大変申し上げにくいのですが…」

倉本「もう、マスター!俺達しかいないんだから、遠慮せずに普通に喋ってくれよ!別に『お客様』って意識はいらねーから、その方が伝わると思うぜ!とりあえず一杯飲んで!」

コルク「そ、そうですか…?」

リナ「普通でいいよ、私そういうの全然気にしないしぃ、むしろ親近感が出ていいんじゃない?ねえ、ナム」

ナム「はい、親近感出ます♡」

 

コルク「では、お言葉に甘えて一杯いただきます…」

 

コルク「もう一杯いただきます…、あー美味いっ!」

 

コルク「よーし!んじゃあ分かった、いいか?よく聞けよ!だらしないグズのケチャアプ!…、聞いてるかっ?」

 

倉本「早っ…(汗)」

リナ「変わり身の術だ…」

佐藤「サトウです…(汗)」

 

コルク「だいたい、理想を話す時は『今の逆』って捉えることもできるんだよ、まずそこが何らかのヒントになるから、そこから考えるんだ」

リナ「確かに!そんな感じがする!さっきの理想の逆だとすると…、まず仕事はできない…、ほぼ雑用と言えるようなポジション、車は10年以上乗り続けている中古で買ったホイールがどこかへ行ってしまった軽自動車…、住んでる所は築50年以上経ってリホームされてない実家の2階の6畳間…、週末は決まって接待してる…、女子社員とは挨拶くらいしか言葉を交わしてもらえない…、旅行は年に1回1人で熱海の温泉へ1泊2日…、誕生日はキャバクラのおネエちゃんに「おめでとう」ってチョコレートでも貰うのが唯一の楽しみ…、こんなところかな?ナム」

ナム「そんなところですね♪」

 

佐藤「大正解ーっ!おっしゃるとーり!\\\\٩( ‘ω’ )و ////」

 

倉本「開き直っちまったぞ!(汗)」

リナ「こ、壊れちゃった??」

コルク「でも、今から変わるんだろ?だったら問題ないよね、明るい未来が待ってるぞぉ〜」

 

佐藤「そうっ!そうです…、これから…、いや!今から僕は変わりますっ!ちょっと嫌な思いもしたけど…、みんなのお陰で何かが吹っ切れた!」

倉本「おっ…⁈ いいじゃん!その調子だ!」

 

佐藤「で…?…僕はこれから…どうすれば…?」

 

リナ「もう!せっかく盛り上がってきたのにぃ!ケチャップは本当にグズなんだからぁ、ねえナム」

ナム「はい、ケチャップはグズです♡」

 

佐藤「サトウです…。でも、僕だって何をどうしたらいいか分からないですよ!『変わる』って一言で言っても、何からどう変えればいいのか…、ねえマスター?」

コルク「そうだねぇ、一言で『変わる』って言っても『内側』と『外側』に分けることができるんだ。で『外側』の内訳が『外見』『言葉』『行動』だいたいこの三つが主になってくる!自己啓発なんかで基本とされる取り組み方だね。それで『内側』の内訳が「考え方」とか「捉え方」「心のあり方」ってとこになるんだろうけど…」

佐藤「以前にも、その手の話を聞いた事があるんですけど…『考え方』とかってそう簡単に変わるモノですか…」

コルク「実際にはエネルギーを変えてしまうって事になるんだよ」

佐藤「エネルギーを変える??」

倉本「マ、マスター…、何かの勧誘じゃないよね(汗)」

コルク「ご心配なく!私は何も信仰してないし、団体等に所属もしてないから(笑)」

リナ「もうちょっと分かりやすく言ってよ!ねえナム」

ナム「はい、分かりにくいです♪」

 

コルク「りょ…了解。考え方や捉え方、その時の反応なんてのは、自分でも違う時があるのが分かるでしょ?例えば『足を踏まれた』としよう、機嫌の悪い時なんかは『痛ってーな💢」ってなるでしょ?でも今から大好きな彼氏とデート♡って時なら気にもしない、むしろ「そちらこそお怪我はありませんか♪」ってな感じだ。落ち込んでいる時なんかは「痛い…(涙)」ってトボトボその場を通り過ぎていく…。簡単に言うと、これがエネルギーの違い、分かってきた?」

佐藤「なるほど、分かってきたっ」

コルク「んで、その普段のエネルギーが、その人の大半を占めている、すごく活気のある人、優しそうな人、いつも怖そうな人、穏やかな人…、それと…、オドオドずる賢い人」

……。

佐藤「なっ!なんで皆んなで僕を見るんだっ!」

 

倉本「確かに!なんとなく分かってきた、同じ物事についても、気分のいい時と、悪い時で考え方が変わってくる。起こってくる事に対する反応も変わってくる!そう言う事だろ?」

コルク「そう!そう言う事!もし1日のうちで、気分のいい時間が長かったら?穏やかな時間が長かったら?間違えなく今と同じ人、人生ではなくなるはずだよ。これは決して怪しい話なんかではなく、科学と言っていいと思うよ」

佐藤「…、じゃあ僕は…いい気分で課長のご機嫌をとる…?って事…?」

倉本「う〜ん…、微妙に違うなぁ…、マスター?」

コルク「…外見から行きましょうか…(汗)」

佐藤「…はい…」

 

リナ「そうねぇ…まず外見だけど、仕事がスーツ姿なら、もっとお洒落なスーツにしよう!それと、髪を短く切って清潔感を出す!今時いねーだろ、その若さで髪が耳までかかってモジャモジャなんて…、デザインって感じがしねーもん、ねえナム」

ナム「はい、デザイン感なしですね♪」

佐藤「か、髪型…、清潔感…」

リナ「それと…」

カランカラ〜ン!!

 

山ノ内「佐藤くんっっ!ももちゃんがタクシー代がないって言うんだ!ハアッハアッ(汗汗汗)」

佐藤「はいっ、ただいま!…、この五千円札をお持ちください。あっ…念のため一万円札にしましょう」

山ノ内「さすがだ!佐藤くん!では行ってくるよ!」

カランカラ〜ン…

 

倉本「あれで、よく痩せねーな…あのおっさん…」

リナ「心臓に悪そうね…」

コルク「これで七万円だね…」

 

佐藤「いいんですよっ!あんなの!話の続きしましょう、続き!僕の人生が掛かってるんですから!外見から…」

 

「今から変わるって…、全然変わってなかったね…」カウンターの隅でボソッと呟くブッくんに…一同の視線が集まるのであった…。

 

 

 

 

 

 

ランキングに参加しています↓ここをクリックして下さい
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 金沢情報へ
にほんブログ村

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

営業時間・情報

076-255-3399
19:00~2:00
定休日 水曜日(フェイスブックをチェック!)